崎津天主堂と大江天主堂

天草に行ってきました。
あいにく雨模様で楽しみにしていた夕日みることができませんでした。


4年ぶりの崎津天主堂
天草市世界遺産推進室では『「天草の﨑津集落」を世界遺産へ!』とスローガンを掲げ、熊本県・長崎県・関係市町と共に平成28年の世界遺産登録を目指しています。


穏やかな羊角湾を臨む﨑津の漁村に建つ教会。明治以来3回の建て直しが行われた現在の教会は、昭和9年、ハルブ神父により創建された。長崎の鉄川与助によって施工された教会は、尖塔の上に十字架を掲げた重厚なゴシック様式で、その堂内は畳敷きになっている。また、正面の祭壇がある場所は、禁教時代に厳しい踏絵が行われていたところでもある。
 1569年、ルイス・デ・アルメイダ神父によってキリスト教の布教が行われたこの地では、1638年の禁教令以後、激しい弾圧を受けながらも240年間に渡って「潜伏キリシタン」として信仰が守られてきた。
 この教会は「海の天主堂」とも呼ばれ、教会が建つ漁港一帯は、平成8年、日本の渚百選「キリシタンの里 﨑津」に選ばれ、平成13年には、日本のかおり風景100選「河浦 﨑津天主堂と海」、平成23年には、天草市﨑津の漁村景観が「国の重要文化的景観」にも選ばれている。

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大江天主堂は40年くらい前一度訪れたことがあります。
そのときのこと思い出しながら歩きました。


天文18年(1549年)、イエズス会の宣教師フランシスコ・ザヴィエルが鹿児島に上陸し、わが国におけるキリスト教の伝道が始まりました。天草には永禄9年(1566年)に志岐(苓北町)の領主がキリスト教の布教を許したことが始まりといわれています。しかし、江戸幕府によって禁教令が出され、厳しい弾圧が続くなか、寛永14年(1637年)、天草・島原の乱によって天草・島原のキリスト教信者はほぼ壊滅しました。ところが、乱の中心地から離れた天草西海岸の信者は参加することができず、その後「潜伏キリシタン」として密かに信仰を守り続けました。乱から170年後の文化2年(1805年)にキリシタン発覚事件が起こり、大江・崎津・今富・高浜の4か村から約5,000人の人びとが「かくれキリシタン」として、幕府から厳しく取り調べられました。

    明治維新後の明治6年(1873年)、ようやく信教の自由が認められたころ、布教の中心地であった長崎の大浦天主堂の布教師西政吉が大江を訪れ、人びとに教えを説き、伝道者を招いて次々と洗礼を授け、天草におけるキリスト教復活の道を切り開きました。明治25年(1892年)、布教のため来日したフランス人神父ルドビゴ・F・ガルニエは、私財を投じて白亜の天主堂(現 大江天主堂)を昭和8年(1933年)に建造しました。

    長崎出身の鉄川与助(長崎の浦上天主堂を設計)によって設計されたこの天主堂は、ロマネスク建築で、高い天井の聖堂となっており、礼拝堂には貴重なド・ロ神父の布教活動のための版画5枚を見ることができます。ガルニエ神父は、「パアテルさん」(神父さんの意味)と親しみを込めてよばれ、この大江で農民と共に貧苦をともにしながら布教活動を続けました。

    明治40年(1907年)には北原白秋、与謝野鉄幹、木下杢太郎、平野万里、吉井勇の5人が天草西海岸を歩き、ガルニエ神父を訪問しました。このときの紀行文は『五足の靴』としてまとめられています。ガルニエ神父は25歳で来日し、82歳で亡くなるまでの約50年間を布教活動に努め、ついに祖国には帰らず天草に骨を埋めました。毎年クリスマスごろになると、大江天主堂周辺はイルミネーションで飾られ、多くの観光客が独特の幻想的な雰囲気を楽しむために訪れています。

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Comment

天草に行っておられたのですね♪~イイネ!!
独特の雰囲気が好いわね~
こういう情緒的な所大好きです・・
時代の中で翻弄された隠れキリシタンの方々の気持ちを考えると
自分の気持ちを押し殺して生きていたのだろうなという気持ちは辛いものがあったでしょうね~
遠藤周作の『沈黙』を思い出します。
異国情緒の風景は惹かれます・・
  • 2015/06/21 00:25
  • 山猿
  • URL
山猿さん
v-22山猿さん
天草も一番遠い牛深というところまで行きました。
南阿蘇から3時間半くらいかかります。

崎津は港町の小さな漁村の中にあるのがいいです。
外国にあるような立派な教会ではないのが、隠れキリシタンの教会らしくてジーンときますね。

遠藤周作の『沈黙』読んでいないので図書館で探してみます。

  • 2015/06/21 21:48
  • masako
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